免税売上高が伸びている
2024年12月の百貨店の売上高の情報を見た。前年同月比で2.8%の増加とのこと。コロナ前をも上回ったとのこと。
特に免税売上高が30%以上
免税売上高は、31.3%増とのこと。客数も59万9千人で、過去最多らしい。
中国、韓国、台湾、香港などの中華系、韓国が多い様子。
ラグジュアリーブランド、時計、宝飾、化粧品などが好調だったとのこと。
中小企業はこれをどう受け止めるべきか
べきというのはちょっといいすぎかもしれないですが、どう考えたら良いでしょうかね。
海外も含めて、ラグジュアリーブランドを展開できている中小企業の場合は、そのまま進めという感じかなと思います。
一方、これからそういうブランドを目指しているというところとか、百貨店でPOP-UPなどをやっているような中小ブランドの場合はどう考えれば良いのだろうか。難しいところ。
百貨店で、この免税客を狙うのは難しそうなので、インバウンド全体と考えた方が良いのかもしれないですね。
海外観光客に受けるような商品を検討するということになるのかな。
怖いのは、居なくなるとき
今後もコロナのようなことが起こらなければ、観光客はまだ増えるだろうと想像される。
一方で、コロナのようなことがまた起こらないとも限らない。
経営リスクを考えたとき、このインバウンドだけに特化するのは危険。
国内需要もちゃんと売上の大半を占めるようにできないかは検討した方が良い。
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