自社の核の事業は何か
弊社は、中小企業診断士である私が公的支援などを通じて、経営に必要な知識を提供したり、行動を促したりするサービス提供を原点にしている。
やりたいことは何か
始まった原点は今でもやりたいことのひとつである。
「笑顔でありがとうと言ってもらえるコンサルタント」
を目指しているのだが、あるときはできているし、あるときはできていない。
世の中すべての経営者に「ありがとう」と言ってもらえるなんて思ってもいないが、可能な範囲で努力したい。
別のやりたいこととして、文具の企画販売がある。こちらも10年ほど前からしっかりとやっていて、売上金額から言えば、サイドビジネスとはとても言えない状態になっている。
資源をどう使っているか
中小企業の場合、最大の経営資源は「人」と「時間」である。お金はないので、資源としてそうは使えない(笑)
だから、複数の事業をやっている場合、人と時間をどう配分するかが大事である。
多くの人と時間を配分している事業が「核」の事業だろう。
ただ、立ち上げ当初は人と時間を使っているものの、収益がなかなか上がらないなんてことはあるだろう。
つまり、収益が上がっている事業が「核」の事業と考えた方が良いケースもあるだろう。
ワークマンの話
この「核」について考えたのは、ワークマンの話を聞いたからである。
ワークマンといえば、ワークマン女子がブレイクして、業態が大きくシフトしたところがあった。今はワークマン女子はカラーズに変わって、業態がワークマンやワークマン+とはだいぶ違った物になった。
そこで、ワークマンは「開発者のシフト」を進めたらしい。ワークマン女子に割いていた人材を元々の「核」である、ワークマンやワークマン+に割り振ったらしい。
ワークマン、ワークマン+での売上が頭打ちになっていたのだろう。
これを聞いて、私の会社はどうだろうと考えた。
やりたいことをやるのだが
とはいえ、結局、やりたいことをやるのは変わらない。
収益的には核と言えるのは、コンサルティング、文具の両方になっている。
使っている時間はむしろ、コンサルティングの方が長くなっているように思う。
文具が立ち上がるまではすっかり文具の方が多かったのだけど。
そういう意味では、私の会社、あたぼうはワークマンと同じような感じになっているのかもしれない。
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