« 従業員が辞めていく企業の現実 | トップページ | 障がい者就労支援施設の事業 »

2025/02/15

こんぶの光合成で多角化

まだ、研究中のようだが、こんぶの光合成を使ってビジネスモデルを多角化する方法論を新聞記事で読んだ。

こんぶは育ちが早い

こんぶはどうも育ちが早いらしい。育ちが早いということは、光合成がたくさんなされるということに繋がる。
光合成がたくさんなされるということは、二酸化炭素を海の水からたくさん吸収するということになる。

こんぶは、難分解性の多糖質という物質を作るらしく、二酸化炭素をうまく固定化できるとのこと。
二酸化炭素を固定化できるということは、カーボンクレジットの対象になる。

こんぶを売ったり、カーボンクレジットを得たり

ということになるので、これは多角化だ。
複数の面でお金が入ってくるわけだ。それも1つの事業で。

まだ、どのくらいの二酸化炭素を固定化する効果があるかは測定中で、課題になっているらしい。
しかし、効果はあるだろうから、それがどのくらい事業化に繋がるのか期待を持ちたい。

こんぶでできるなら、他の海藻などではできないのだろうかとちょっと疑問に思う。
こんぶは育ちが良いということらしいのだが、もっと二酸化炭素を固定化できるようなものはないのだろうか。

また、ちょっと気になるのは、「こんぶばかり作るとそれがかえって環境破壊にならないか」という疑問である。
何事もやり過ぎはマイナス面があったりするから。
陸上養殖などであまり影響が出ないようなやり方をするのかなとも思う。

中小企業でもできる?

自分がやっている事業で、その事業が複数の入金方法を獲得できないのかと考えるのは大事そうだ。
今回はカーボンクレジットに繋がるようだが、他にもそういう事業はあるのかもしれない。
考え方、アイデア次第だな。

« 従業員が辞めていく企業の現実 | トップページ | 障がい者就労支援施設の事業 »

新事業・多角化」カテゴリの記事

カテゴリー

最近のトラックバック