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2025/02/08

従業員が辞めていく企業の現実

従業員が辞めていく企業を過去、私もいくつか支援している。
そうした企業はどうしてそうなっているのか?と考えることは私もある。

が、人材採用などを専門のコンサルティング領域にしていないため、これまで深掘りして考えることはなかった。

大抵の場合は社長の問題

これまで支援してきた会社で社員が辞めていくのは、大抵は社長の問題であることが多い。
いわゆるワンマンだったり、職場環境が悪かったり、場合によってはブラックだったりもする。

そういうもののほとんどは、社長の考え方ひとつで変えられたりするが、なかなか難しい。

コミュニケーションが取れていると少ない

業界自体の「流動性」が高いケースもある。が、業界よりも低いケースもある。
そういう場合は、「社長とのコミュニケーション」が取れているケースが多い気がする。
「辞めたい」と思われる前にコミュニケーションがしっかり取れていると社員は辞めない。

逆の場合は、辞めていく。今私は、中小零細企業の場合を言っているわけだが、大企業の場合は社長とコミュニケーションなんて取れないから、やはり辞めていくわけだ(笑)。その場合は、部長とか、事業部長とかのレベルとコミュニケーションが取れていると辞めないのかもしれない。

私はなぜ辞めたか

私は会社を辞めたわけだが、部長らとコミュニケーションが取れていた時期は確かに「辞めよう」なんて思っていなかった。
部長が変わり、コミュニケーションが取れない人になったとたん、辞めたくなった。

自分自身も異動して、その先に自分の仕事がないと思った時もそう思った。

そして、最終的に自分の可能性を試すために辞めた。

ニーズと自分のやりたい仕事

結局、求められていること(ニーズ)と自分がやりたい仕事にズレが起こると、辞めたくなると思うのである。
ニーズが明示されていないとさらに辞めたくなる気がする。

これを解消するには、やはりコミュニケーションをしっかり取ることだろう。
何を求めているのかをきちんと伝え、相手のやりたい仕事が何かも考える必要があろう。

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