都内の倒産件数(9月)、高水準
少し前の発表だが、表題のとおりの様子。
コロナ対策で出してきた貸付が焦げ付くと、一気に倒産に向かうのでは無いか。
東京商工リサーチ発表の9月の企業倒産件数は前年比30%増。
10年ぶりの高水準だとのこと。
それも大型倒産があり、負債総額が76%も増加したとのこと。
小売業や不動産業などは横ばいで推移とのことだが、サービス業は16%増。
新聞記事によると、小・零細規模の倒産が増えているらしい。
私の周りの肌感覚で言うと、首の皮一枚でなんとかしのいでいるところあり、もう耐えられないかもしれないというところあり。
一方で、ウハウハでという方はもちろん居ない。
私が担当している経営相談窓口には、「ウハウハ」の人は相談に来ないですからね。
経済の暗いところばかりを見ているような気にもなります。
先日も、ある企業さん、年間売上8,000万円程度のところ、2年連続で1,000万円以上の赤字で、大きく債務超過。
コロナの影響を直接受けた業種。人員削減や一時帰休などの手を十分に打てなかったようです。
市場が無いから売上対策はなかなか立てにくかったでしょうが、他に何か手は無かったのか?と残念に思います。
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