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2024/11/09

東京商工会議所の「東商版 すぐできる! 株価試算」サービス

東京商工会議所が提供する「東商版 すぐできる! 株価試算」というサービスを使ってみた


まずは登録

まず、URLにアクセスして、メールアドレスを登録します。すると、サービス提供されるURLがメールで送られてきます。

そのURLにアクセスすると、

Flow

という手順で進めるらしい。

会社概要は簡単

会社概要は業種などを選択するだけなので、簡単。
発行済み株式数などを入力するので、決算書を用意しておくと良い。
普通は個別注記表というところに発行済み株式数が書いてあるハズ。

続いて、決算書、法人税申告書を入力

といっても、決算書の項目は大したことない。
総資産の額、借入の額、前期の売上高、従業員数を入力するだけ。

問題は法人税申告書のところ。
前期と前前期の別表4、別表5を用意しておかないといけない。
もし持っていなかったら、税理士さんにお願いするしかないです。

だけど、ここまで入力できればOK。

これだけで試算結果が出てくる

これだけで試算結果が出てきます。弊社の場合については内緒です(笑)。

  • 一株いくらなのかということ
  • 発行済み株式数をかけ算した総額がいくらか
  • 相続税がいくらになるか

が出てきます。

これがそのまま企業価値ではない

発行済み株式数と一株あたりの価値をかけ算した総額は、そのまま企業価値とは言い難いですね。
なぜなら、金銭に換えられないものもあるし、将来、稼ぐであろう価値も加味されていないからです。

とはいえ、自分の会社の株が一体いくらなのかというのは、毎年計算できれば、価値が上がっているのかそうでないのかがわかります。そういう意味では、これを計算しておくのは悪いことじゃない。

基本的には、利益をしっかり上げ、債務超過になるようなことがないように頑張り、内部留保を増やしていくことが企業価値を高めるひとつであることは間違いない。

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