上流工程にも生成AIが入り込んでくるのか
AIエージェントという言葉を初めて聞いた。
ソフトウェア開発のV字モデルのほぼ全てに対応するAIである。
コーディング、テスト工程はAIに代替される
テスト工程、特に単体、結合テストレベルは早期にAIに代替されるのではないかと予想される。
テスト工程がJUnitなどで効率化されている場合は、さらに早期に代替されそうである。
また、コーディング工程もかなりの確率で代替されそうである。
実際、簡単なコードならバグもなく、生成AIで生成してくれる。
先週、私のブログに簡単なコードについて書いてある。
恐らく、指示の仕方をしっかりすれば(これをプロンプトエンジニアリングという)、もっと複雑なコードも書けそうである。
上流工程はどうか
現状では、上流工程を代替できるだけの生成AIはなさそうである。
AIエージェントという概念もまだ概念で、実際にはまだできていない。
が、既に方法もある。
ユーザーが生成AIと対話しながら、要件定義の種を作ることは既に不可能ではない。
どんな入力をして、どういう処理が必要かを指示できれば、そのように要件を自然文で記述してくれる可能性は十分にある。
が、「漏れ」「あいまいさ」という概念をAIが理解しているとは、現段階では考えにくい。
そう考えると、「レビュー」が重要になってきそうである。
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