生成AIでは、プロンプトエンジニアリングが大事
生成AIでは、「プロンプトエンジニアリング」が大事だそうです。
はて?となりますね。私もはじめはそうでした。
プロンプトとはなにか
誤解を恐れずに言えば、プロンプトとは生成AIに対しての命令と思ってもらえればよいでしょう。
たとえば、「明日の東京の天気予報を教えてください」と入力しますね。
この「」で囲われたところがプロンプトです。
このプロンプトを、生成AIができるだけうまく理解できるように調整することをプロンプトエンジニアリングと呼んでいます。
具体的な例
「国立の天気予報を教えてください」よりは、「東京都国立市の天気予報を教えてください」の方がよいでしょう。
くにたちなのか、こくりつなのかがわからない可能性もありますし、国立はもっと他にも地名として存在するかもしれません。
たとえば、東京には日本橋(にほんばし)がありますし、大阪にも日本橋(にっぽんばし)がありますから。
できるだけ誤解を生まないように工夫しなければならないのです。
トークンの量
トークンというのは、文章を分解したときに発生する単位です。
たとえば、「今日は天気です」の場合は、「今日」「は」「天気」「です」で4つになりそうです。
プロンプトが長くなれば、長くなるほどトークンの量は多くなります。
このトークンの量は生成AIの種類によって数に制限があります。
と言っても、それほど気にする必要はないのかなと思います。
なぜなら、結構大きい数字だからです(笑)。
ChatGPT3.5では、だいたい二千。4.0では三万二千。
それほど長い文章は入れないでしょうね。
とはいえ、入力するプロンプトで結果は変わる
ということなので、「和食のオススメを教えてください」よりは、「にんじん、ピーマン、セロリを使わない和食で、野菜が豊富に使われ、調理が比較的簡単なレシピを教えてください」の方が良いでしょう。
より具体的に「フランパンは使えるが、レンジは持っていないので使えない」とかの条件を入れるとさらによいでしょう。
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