賃上げはしても、価格は変えられない
という調査結果が広島の中小企業家同友会実施のアンケートでわかった。
ま、全部が全部ではないが。
賃上げしても価格には転嫁できない
2024年度に賃上げをした企業の約4割が「販売価格には転嫁できていない」とのこと。
いや、これ、自分の首を絞めてしまうでしょうに。。。
転嫁できない理由は、「消費者の理解が得られない」とか、「取引先企業の理解が得られない」といったもの。
正直、これ、「思い込み」だったりしませんか?と聞きたくなる。
役員報酬を下げている例もある
賃上げしたけど、価格に転嫁できないとなると他のコストを下げることになる。
人件費以外の販売管理費を下げるというのが多いらしいが、16%は役員報酬を下げるらしい。
これも持続的な成長には良くない気がしますよ。
これは広島だけの話じゃない
これは広島だけの話じゃないと思う。
どこにでもきっとある。
個人的には、「安い」は正義じゃないと思っている(「高すぎる」は悪かもしれないが)ので、適正な価格設定は良いと思う。
商品に自信があるなら、自社の営業方法に自身があるなら、値上げはするべきなのではないか。
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