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2024/07/20

パワーカップルを狙うのは業種、業態次第

日経MJに掲載されていた

パワーカップルとその他の30-50代

との購買態度の違いについて検討してみたい。

パワーカップルが強い面

いくつかの面でパワーカップルの方が強く出ている面がある。

  • 品質が十分ならデザインはどうでも良い
  • 売り場では目についたものを買う
  • 短い時間で買い物
  • 高くても品質を重視して買う

パワーカップルが弱い面

一方で、パワーカップルの方が弱くなっている面もある。

  • 口コミなどを参考にして、他の人も使っているブランドを選択する
  • 安いもの、値引き商品を買う
  • クーポンを使う
  • エンド陳列などの商品を買う
  • 品揃えを重視する
  • 買い物が好きだ/ウィンドウショッピングが好きだ

パワーカップルを狙うべきか否か

上述の記述は私の方で項目名を変えているものがある。がしかし、傾向として、

コスト<時間

であることがわかる。パワーカップルであるから、ある程度の資金があることを考えれば、理解できる。時間の方が重要だと言うことだ。

これを考えたとき、パワーカップルをターゲットにするかどうか、自社の業種業態、取扱商品で考え直した方が良い。
地元密着の食品スーパーならパワーカップルだけをターゲットにすることは当然できないわけである。
成城石井のような高級スーパーならパワーカップルを狙うことは可能だろう。

車を販売する会社ならどうだろう。
高級輸入車なら機能をアピールして(デザインが多少ダサくても(笑))、販売可能かもしれない。
できれば、短時間で意思決定できることが大事なのかもしれない。

という風に、自分の企業の業種業態を考えて、狙うかどうかを決め、狙うならどういうところに気をつけるのかを考えたい。

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