中小零細企業の資金繰りは、早めの手当が大事
言い古されている話ですが、これは永遠の課題なのかもしれません。
昨年の師走には、いろいろなところから資金繰りの相談が寄せられました。
正直、これはもうどうにもならないぞ、というものもあれば、なんとかリスケジュールすれば来春までには立て直せるというところもありました。
立て直せるかどうかが決まるのが、まさにこの「早めの手当かどうか」です。
早めの手当をすると、
- 選択肢が広がった状態で選べる
- 準備できる期間が持てる
- 心にも余裕を持って活動できる
などのメリットがあります。一方、遅きに逸すると、、、逆になります。
- 限定された選択肢しかない状況に陥る
- 準備する余裕期間はなく、即断即決する必要がある
- 結果、心に余裕はなく、本業も疎かになりがち
となります。
早めってどのくらい?って聞かれることがありますが、それは業種業態によって違ったりします。
が、一般的に資金繰り予定表は最低でも3ヶ月先、それも売上は厳しめに、支払いは多めに考えておきましょう。できれば、6ヶ月先まで欲しいところです。
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