ピザ屋さん、そば屋さんなどの配達料金
いわゆる配達サービスを専業でやっているUber Eatsのようなものは、まさにその配達料金を取っているわけです。一方、ピザ屋さんやそば屋さんなどは配達サービスをしているのにもかかわらず、料金を取っていない場合が多いですね。
その労働対価はどこから?
当然ですが、商品価格に上乗せ
配達料金が明示されていなければ、それは商品価格に上乗せされているということですね。当たり前と言えば当たり前。だが、公平性を考えたとき、店内で食べる人と配達してもらって食べる人が同じ料金というのはどうだろうとなります。
6月中旬からピザ屋さんの一部で配達料金を取るところが出てくるようです。
配達料金が外出しになる
これは正しい気がします。外出しになるんだから、ピザなどの本体料金は少し値引きされてもいい気もします。が、このところの原材料価格の上昇でそれもできないようですね。
以前、返品無料が持続可能な事業モデルではなくなって、消えていく話もありましたが、この配達料金も同じことなんだろうと想像しています。
企業の存続は消費者の利益
無料という言葉に踊らされるのは消費者の常ですが、企業の存続に大きな影響を及ぼす可能性はあります。それは結局、消費者に対する不利益です。返品無料の話をしたときにも書いたのですが、顧客に対しての公平性が失われるビジネスモデルでもあります。
両方-公平性と企業の存続-の意味で、この物流に対する対価というのは考え方の変化が必要に思います。
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