間違っていると思う手書きのDM
私の仕事の中で、ひとつの販売促進方法として「手書きのDM」をオススメすることがあります。
すべての事業者に対してではありませんが。
私のところに手書きのDMが来た
ある大手企業の子会社から私のところに手書きのDMが来ました。
丁寧な字でお手紙が書いてありました。
紙も和紙をイメージした便せんを使ってあり、高級感を感じます。
だが、これは間違っていると思う
しかし、この手書きDMは次の点で間違っていると思います。
第一に、手紙の基本的な形式に合っていません。拝啓、敬具の使い方が間違っていたり、こうしたお手紙には大切な日付が入っていなかったり、相手の方の肩書きが間違っていたりします。ましてや、個人宛に出している手紙なのに、出した側は「事務局」などと書いてあります。失礼です。
第二に、内容は弊社に向けたもの、私に向けたものではありません。会社の名前、個人の名前を入れ替えたら、どこにでも通用する内容です。手書きである意味はありません。印刷をただ「手書きの方が良いだろう」という安易な考えで作られたものです。
第三に、以前、同じような内容の手紙をもらった際、今後、一切連絡しないようにとお願いしてありましたが、あらためて連絡してきています。この点について何の釈明もない手紙を私は受け取りません。
あらためて連絡させていただきます
とても失礼な手紙なので、手書きであるが故にかえって失礼さが際立ちます。手書きが逆効果です。
あらためて、こうした手紙を送らないよう連絡する予定です。
当方が支援する中小企業者の方々が、こうした間違った手書きDMを出さないよう、お願いしていくことも考えます。
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