グーグルマップ>飲食店ポータル、でも冷静に
私はあまり使わないのですが、みなさんは飲食店探しで検索を使ったり、グルメのポータルサイトを使ったりしますか。
グーグルが利用率を逆転
ある企業の調査によると、飲食店を探す際に使うサイトを聞いた結果、グーグルがトップ、グルメのポータルサイトは二位以下になったとのこと。
詳細の調査結果が見えないので、一概には言えなそうだ。
が、いまだポータルサイト全体(競合を含めて)を見れば、グーグルにはまだ勝っているかもしれない。
しかし、これはマクロなデータ。
中小企業である飲食店がこれを見て、すぐに大変だあ!となることは避けた方が良い。
冷静に、自社を見つめ直す
このデータを見て、ポータルサイトを使っている飲食店がポータルサイトをやめるという短絡的な選択にならないことを期待する。
と言っても、効果が無いのなら止めた方が良い。
昨今の仕入のコスト高、水道光熱費の上昇などを考えたら、ポータルサイトに広告費を払っている場合ではない。
冷静に、自分の店に来た新しいお客様は「どこを見て来たのか」をきちんと判断したい。
とはいえ、将来を見据えると
そうはいっても近い将来を見据えると、グルメのポータルサイトは先細りの可能性が高い。
SNSとグーグルのビジネスプロファイル、自社ホームページを整備することは重要だろう。
すっかりと景色が変わってからゆっくり腰を上げていたのでは、遅いと後で気づくだろう。
いわゆる「オウンドメディア」というやつをこれまで疎かにしてきたのであれば、なおさら、早く腰を上げた方が良い。
一方でネットだけに依存しない
一方でネットだけに依存しない方が良い場合もある。特に、地元密着、都会でないところにあるようなお店である。
そうしたお店は地道な口コミ、既存客との関係重視、チラシなどの定期的な配布の方が効果を上げられる可能性があるだろう。
もちろん、ケースバイケースなので、自店の置かれた環境を考えながら対応する必要がある。
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