書籍改版の話が出てきた
拙著、「よくわかる要求定義の基本と仕組み」という本、2010年3月に第二版を発売して、もう12年経つ。
Amazonのレビューなどを見ると、胃が痛くなるような記述があって、正直、怖い。
本を出すということが以前はとても有意義で、同時に名誉なことだと思っていた。
しかし、実際に出してみると「怖い」ものだと思う。
特に、ターゲットでない顧客層が読んだとき、「これはつまらない」と言われてしまうのは本当にきつい。
こちらからすると、「貴殿に読まれたら確かにそうなります」という気持ちになる。
書籍は名前のとおり、基本的なところを押さえること、仕組みとして全体像を見せることに注力している。
だから「突っ込みが浅い」「おもしろみに欠ける」などといわれても正直困る。
とはいえ、絶版になった後も、少しずつ売れているようだし、新しい読者は少しいらっしゃるようだ。
その意味では、より「基本的な部分をしっかりと押さえて」、「突っ込む所は突っ込んで」、「ギャグなどを織り交ぜて、おもしろみを増やそう」かと思う。最後のギャグは冗談である。
まあ、まだ企画段階なので、第三版になるかどうかはわからないが、進めてみようとは思う。
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