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2022/05/05

リテールテックは、中小、小規模事業者も変えるか

昨今、ネットやテレビなどでもいろいろなリテールテックが紹介されている。
私が個人的に注目しているのは大きく分けて二つ。

  1. 決済の無人化
  2. ショールーミングの進化

である。

決済の無人化は小規模事業者を変えるか

決済の無人化で有名なのは、「AmazonGo」である。
国内だとファミマが先行していると聞いている。

簡単に言えば、レジがなく、顧客が手に取ったものを複数のセンサー(天井などについたカメラや棚の重量センサーなど)で認識して、店を出るときに自動で決済するというもの。
これなら店員はレジにいる必要がないし、重量センサーなどでどの程度、在庫が減ったかもわかるから、複数の店舗を少人数で運営できる。また、小さな店舗を運営できることになる。

小規模事業者がこうしたFCに加盟して、小さな店舗を複数運営するようなフランチャイザーになることは不可能ではなさそうである。
課題はFCの加盟料や月額のシステム利用料などの高さだろう。そのあたりが手頃になると、小規模コンビニが乱立しそうである。

ショールーミングの進化も小規模事業者を変えるか

こちらは店頭で物を物理的に見て、そこで買うのではなく、ネットショップで買うという流れであるが、これは今後も加速するだろう。
これまでは「物理的店舗」のみを持っていた企業では、自社がショールームになってしまい、購入されるのは別の会社でというデメリットばかりが目立った。

が、今後は違うだろう。
物理的店舗だけを持つ企業は今後、ほぼ無くなってくる。必ずと言っていいほど、ECサイトが併設される。これは小規模事業者も同じ方向に行かないと、簡単に淘汰されてしまう。

大企業と中小、小規模事業者でのここでの最大の違いは、品揃え(物理的な店舗内での)だろう。
ECサイト内でも物理店舗内でも、資金力の違いによって品揃えには差が出てしまうだろう。

小規模事業者がここをどうクリアしていくか、そのクリアの方法によって大企業とどう戦うかが決まってきそうである。

 

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