漫画サイト海賊版をCDNが配信すること
先般、講談社さんをはじめとした出版社さんたちが、アメリカのクラウドフレアという会社に損害賠償請求をしたというニュースを拝見した。
論理的に、このクラウドフレアという会社が悪いかどうかというと、これは難しい気がしている。
ただ、「倫理的か」という質問だとすると、それは「倫理的ではなさそう」である。
いまや、違法性があるというコンテンツをダウンロードすると著作権違反になる時代だから、CDNが違法性を知りながら配信を手伝っていたとすると、「法的には問題がない」かもしれないが、「倫理的にはだいぶ問題」のように思う。
詳細は知らないが、おそらくCDN側としては配信するものの中身については、「存じ上げない」ということなんだろうと思う。
きっと契約にもそう書いてあるのだろう。
契約時に「違法だということが判明した時点で、契約を打ち切りサービスを停止する」などといった文言があったとしても、違法だと判断するのは誰かという問題が残る。
CDNが勝手に違法だと判断してサービスと止めると、民事訴訟を起こされるようなリスクもありそうだから。
となると、裁判所などが「違法だ」と決めつけない限り、サービスを止められないことになる。
本当なら、契約前に違法性がないかどうか確認するのが倫理的だろうが、コストがかかるからやらないんだろう。
どういう判断が下されるか注目しているのと同時に、これは立法が必要なのではないかとも感じる。
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