HBRにあるEI(Emotional Intelligence)の連載
毎月、ハーバードビジネスレビューをとっているのだが、その中にあるEIに関する連載にはいつも心を動かされる。
果たして、中小、小規模企業のどのくらいが、こうしたEIを意識した経営をしているのかと。
先般読んだものもそうだった。
ある企業の代表が社員に向かって「これ以上は給与が払えなくなった。すまん」といった発言をした際、社員たちはなんと、
給料を半分にしてもいいから代表者と一緒にこれからも働きたい
と言ったそうだ。なんということだ。
その後、その会社は復活を遂げて、事業を売却したそうだが、新たに代表が始めた仕事にもその社員たちはついていったそう。
信じられないような話だ。
だが、社員たちのインタビューでは、
- 代表者は自分たちを家族のように扱ってくれる
- 社員はみな、代表者との関係を持ち、それが素晴らしい
というようなことを言ったらしい。中小、小規模企業だからこそ、こうした関係性というのは持たなければいけないように私は思う。
代表者や幹部が、社員のことをこき下ろしていたり、ダメな奴ばかりだ!と言っていたりするのは、良い姿ではない。
ベクトルがきちんとあった社員が集まり、代表者を含めた幹部社員たちが部下のメンバーと家族的な関係性に近い関係を持てるというのは本当に素晴らしいことだろう。
それが上述の企業のように、業績にも反映されたら、それは本当に素晴らしいと思う。
私のクライアントさんはどうだろう。
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