エキナカでのポップアップショップ
私のクライアントや知人の会社などがエキナカでポップアップショップを最近、体現している。
当然だが、主にはターミナル駅、乗換駅である。東京でいえば、新宿、上野、東京、品川などといったところである。
ざっというと、イベントがあるスペースは、主に駅の構内--つまり、切符を持っていないと入れないエリア--でやる場合と、駅内ではあるが切符がなくても入れるエリアの二つに分かれる。
しかし、ざっくりしたこの分け方では判断できない部分が多い。
そのあたりが、百貨店でポップアップショップをやるのと大きく違う。
エキナカの人は減っているが
一昨年からコロナの影響で、実際にはエキナカの人は減っている。駅によっては2/3にも満たないところがあるらしい。
外出を控えたり、テレワークがあったりで実際、電車に乗る回数と距離は減っているようにも思う。
だが、その辺の道端よりはエキナカの人の量は圧倒的に多いし、様々な年代の人たちが通る。
その点では、中小零細企業にとっては集客の手間が少ないという意味で価値がある。
百貨店のポップアップとは違う
百貨店でもポップアップショップというのは良く見られる。
多くの場合、カテゴリにあったエリアに出展する。靴なら靴売り場、カバンならかばん売り場である。
ときどき、1階の入り口付近などを使ってイベントが行われることもあるので、一概には言えない。
一方、エキナカはそのスペースがそのポップアップイベントで埋め尽くされるので、カテゴリが作られることになる。
が、前を通る人たちは、何か目的を持ってそのイベントに来ているわけではなかったりもする。
ここが百貨店のポップアップとは違うことになる。
どうやって足を止めさせるか
百貨店のポップアップの場合は、そのカテゴリに興味を持ってきている人が多いと考えられる。
一方、エキナカは多くの場合、それを目指してきているわけではないから、足を止めさせるのが難しい。
何かしらの方法を使って足を止めさせ、物を見せ、買ってもらわなければならない。
そのあたりをちゃんと考えて出展しないと、ひどいことになるというこのをいくつか見ているので、ご注意を。
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