Multi-access Edge Computingだって、難し
日経コンピュータの特集記事を読んで何かを書くブログの11回目。
今回も初めて聞く言葉だな。MEC。Multi-access Edge Computingだって。なんだこりゃ。
いわゆるエッジコンピューティングというやつは、ネットワークの端っこ、つまり末端の端末だったり、センサーだったりが自律的に計算をすることで、スピードを出すことだったけど、MECはもうちょっと概念が広いらしい。
データ処理をする場所を少し広げて、ネットワークの接続点、つまりNTTドコモみたいな業者の局舎などでデータを処理する。インターネットを通してデータセンターやクラウドまでデータが飛んでいかないから、レスポンスが早くなるってわけ。特にその局舎が物理的に近ければ近いほど、早くなることは間違いない。たぶん、コンマ何秒とかそういう世界だろうけど。
でも、VRとかオンラインゲームとかだと、そういうコンマ何秒が大事だから、こういうエッジコンピューティングの新しい形が出てきているんだろうな。
似たものに、CDN:Contents Delivery Network、というのがあったな。動画配信などでよく使われているやつ。まあ、あれは単純に物理的に近いところからコンテンツを配信するというものだけど、考え方としては近い気がする。
ただ、例えば、FacebookをこのMECでやろうとしたら大変なことになる。日本中の局舎にFacebookのプログラムを分散しては位置しなければならなくなるからねぇ。まあ、これはFacebookだけに限ったことじゃないけど。コストがばかにならないだろうねぇ。
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