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2021/02/28

情報セキュリティにかける費用割合は?

日経コンピューターの記事を読んだ。日本情報システムユーザー協会が2020年度におけるIT投資の動向をまとめた調査によると、セキュリティ関連費用が15%もある企業が3割もいるそうだ。日本情報システムユーザー協会は比較的大きな企業が集まっていると思うので、中小企業の動向を見極めるには、正直心もとない。

 

 

そうは言っても中小企業でもセキュリティ対策は重要だから、安全対策としていくらかでも投資をしなければならないだろう。しかしそれは一体いくらなのだろうか。難しい疑問といえよう。

例えば、零細企業で従業員が1人か2人しかいないような企業があるとしよう。こういった企業がITに投資する金額というのは限られているだろう。考えられるものを挙げてみよう。

まずパソコンへの投資であろう。それからネットワーク関連機器、スマートフォンなどのモバイル機器。ハードウェア関係はせいぜいそんなところだろう。セキュリティーアプライアンスサーバーなどを導入するケースは少ないだろう。そうだ、プリンターやコピー機位は使うだろう。少し大きな企業になれば、ほかにサーバーなどもあろうが、今回は零細企業だけを対象にしてみよう。

続いて考えられるのはソフトウェア投資である。買い切りのパッケージソフトなどを買うケースもあろうが、昨今はクラウドで済んでしまうケースが多いので、月額数千円ぐらいを計上することになるのではないか。加えて、セキュリティ対策用のソフトウェアは、当然ながら導入することになろう。

あとはーネットワーク関係の接続費用やホームページなどを運用する費用などがあるだろう。

こんなふうに考えてみると、ハードウェアへの投資はせいぜい数年に一度、20万円程度かかればいいところだろう。3年でペイするとして1年間は7万円か。ソフトウェアについては、クラウドで月額数千円と考えると、 年間でせいぜい10万円。そのうちセキュリティ対策ソフトは いいところ1万円ぐらいだろう。少し大きく見積もっても2万円程度だろう。ネットワーク関係の接続費用やホームページを運用する費用は、年間でこちらも10万円もあれば充分だろうか。

合計してみると、ハードウェア7万円+ソフトウェア10万円+セキュリティ対策ソフト2万円+ネットワーク関係費用10万円 で、合計で30万円ぐらいか。セキュリティ対策ソフトは2万円だから、全体から見た割合としてはせいぜい7%である。中小零細企業だと、セキュリティ対策にかけるお金というのはせいぜいこんなところだろう。

とはいえ、今後はこの割合も増えていくのかもしれないと思う、今日この頃。

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