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2020/10/18

MUJIの挑戦はどうなるのか

正直無印良品の商品の計画は、特定の消費者に対してはマイナスにうつったりします。具体的には、これは良い商品だと思ったものが次に店舗に行ってみるとないということがよくあります。

限られた物理的な店舗の中で、商品が入れ替わっていくというのはやむを得ないことなんだろうと思いますが、結構頻繁に起こってるような気が致します。なので、私自身は消耗品に関するものはあまり無印良品さんでは購入しないようにしています。だって、次に行った時なかったら嫌なんで笑

しかし、1ヶ月ほど前に読んだ新聞記事で無印良品さんを少し見直しました笑

 

 

新潟上越に開いた無印良品の中でも最大の店舗の新しいお店が地域密着を打ち出して、とても頑張っているという話でした。まだ試行錯誤のところが多いようなのですが、例えば、

店舗周辺に移動販売するようなバスを運営したり、
街にあった書店が閉店したことを鑑みて、無印良品の店舗内に書籍を揃えてみたり、
地元の直売所と連携して生鮮品を売ってみたり、

なかなか色々な試みをしているようです。

都会にある無印良品というのはどうしても新しい商品を求める消費者ユーザーに対してアピールしていくことが売り上げに繋がるんだろうと思います。一方、地方にあるロードサイド店や中心市街地などに立地している場合は、また違うターゲットユーザーがいるのだろうと思います。

無印良品はこの地方の違うターゲットユーザーに対してどういうアプローチをしたらいいのかということを研究したんだろうと思います。その結果がこの新潟上越に開いた新しい店舗なのかなと思います。

私のような小さな会社が無印良品ちゃんと同じようなことはもちろんできないわけですが、いろいろ参考にできる部分はあるのかもしれないなと反省しています。資金の問題はあるものの、 Amazon などとは違ったお客様への向き合い方というのがあるのかなという感じを持ちました。

改めてお客さんに対してどういう風な対応を取るのか、どういったサービスや商品を提供するのが適切なのか、それがしっかりと売上につながって継続的に運営できるのかというようなことを考えさせられる記事でした。 

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