リカードの比較優位理論は中小企業経営にも言える
まず、リカードが提唱した比較優位理論については、池上さんの解説を読みましょう笑。とても有名な理論ですが、基本的な考え方は貿易に適用されたものです。が、これは企業間取引でも同じことがいえるでしょう。
ということは、
分業をしたり、一部を得意なところへ外注化したりすることはお互いにとって良いことで、全体最適につながるという意味になります。
たとえば、靴業界では分業がかなり進んでいます。仕事が分けられていて、それぞれが得意な企業で生産しています。すべてを自給自足するよりも、分業して頼めるところは外に頼むという考え方ですね。それがリカードの比較優位理論でしょう。
外部にお金が出ていくことを懸念して、外注を使わないという選択は当然のようにあるわけです。が、全体の生産量を増やそうと思ったら、本来的には外注を使うことが得策なのです。この理論を考えると、やっぱり「餅は餅屋」ということですね。
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