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2020/09/27

自身がない人のほうが成功する?

Harvard Business review の2020年8月号での記事です。心理学者のトマス・チャモロ=プレミュジックという方の記事でした。「自信がない人の方が成功する」というなかなか衝撃的なタイトルです。

 

 

自信がない人の方が成功する理由が三つ挙げられています。一つは、自信がないことによってネガティブフィードバックに耳を傾ける傾向があるということです。確かに、私も自分に自信がありませんので、ネガティブフィードバックがくると耳を傾けるような気がします。しかし、私が成功しているかというと少々違う気がします。

二つ目の理由は、自信がない人は一生懸命努力するということです。これは論理的に考えると、そのまま正しいとは言い切れないような気がします。自信がない人は諦めてしまい、一生懸命努力するということをやめてしまうという可能性も考えられます。また、一生懸命さというのは人それぞれにレベルがあって、それが成功に直結するかどうかというのはなかなか継続し難いものです。

三つ目の理由は、自信がない人は傲慢にならないということです。確かに自信がないことで、一つ目の理由の人の話に耳を傾けるという部分は、傲慢とは程遠いように思います。 自分自身に自信がなく、かつ傲慢だという人はなかなかいないような気がします。

以上三つの点から、自信がない人の方が成功するという結論を導き出していますが、これは確率論のような気がします。記事の中に、確かに自信がなさすぎるのは良くないので、それは話は別であるという風に記載もあります。

いずれにしてもバランスだということなのでしょう。ひとつも自信がない人は前に進めないでしょうし、かと言ってやったこともないことまで自信があるという人は傲慢でしょうし、そういう人に限って努力するということはしないでしょう。そう考えると成功に十分な自信を持っていて、一方で自分が自信のないところがどこかということが分かっていて、謙虚な姿勢を持っている人が成功に近いのではないでしょうか。成功の定義は人それぞれですけど。

ぶっちゃけ、これはそれほどすごい研究をしなくても自明の理のような気もしますが、きちんと調査して研究することによって、それがどのくらい正しいのかということを証明できればより良いのでしょうね。 

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