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2020/09/20

中小企業の特許戦略は難しい。

中小企業における特許戦略はとても難しいですね。自社が生み出した新しい技術やアイデアを特許化するというところまではできても、その先その特許をどのように使うかということがなかなか戦略的にできないケースが見られます。

 

 

私は特許にとても詳しいわけではないし、弁理士でもありませんから、専門的なことを説明できるような知識は持ち合わせていません。しかし、特許を道具としてどのように使っていくかというのは、いわゆるマーケティングの戦略と似た部分があるかなという風には考えます。

さて、特許積極的に利用しようとすると、自身が持っている特許を他の会社が侵害していないかを積極的に調べ、特許を侵害していれば、特許料を請求するという方法があります。または、特許そのものを買い取ってもらうという方法もあるでしょう。

しかし中小企業の場合、相手方が特許を侵害しているかどうかを確かめることがなかなか難しく、またそれに時間とコストもかけられません。さらに、侵害している相手側が大企業だったりすると、先方にはそれなりの法律家や弁理士がついていたりしますから、なかなか特許料を奪い取るということが難しいでしょう。

一方の端っこの戦略としては、ただ特許を持っているというだけで、誰かが問い合わせるのを待っているという戦略もあります。中小企業が受け身になっている場合は、消極的にこの状況になっていることが多いかと思います。

特許は通常、出願してから1年半で内容が公表されますので、その後は情報を秘匿にすることが難しい状況になります。これを逆手にとって1年半経った時に積極的にインターネットなどを使い情報公開して行くことは考えられます。また、こちらから特許を積極的に営業して、活用してもらう企業を探すという方法もあるでしょう。

しかしこちらもうまくやらないと特許を少し変えられて利用されるだけというケースも考えられ、なかなか難しい面があります 。

一番安全なのは、自身が生み出した特許を使って自社製品を作り、しっかり販売していくという方法です。ただし、大きなお金を生み出すかどうかはわかりません。ここでもローリスクローリターンですね。

どういう戦略を取るのが自社に一番適切なのかは、経営者である社長が一番良く知っているのではないでしょうか。右の端から左の端まで色々な戦略の種類を知って、自社がどういう戦略をとるのがいいのか、考えてみてもらえるといいなと思います。

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