クレジットカードの手数料が下がっていくかも?
中小事業者が顧客にクレジットカードを使ってもらうと、手数料がかかる。昔は5%や6%が当たり前だった時期もあったが、最近はネットショッピングなども含めて大体3%台から5%程度までになっている。
私が契約している決済サービス事業者も3.5%程度になっている。一部、システム利用料の月額が無料であるものもあって、そういうものは5%になっている。
このクレジットカードの手数料というのは、いわゆるカード会社の手数料もあるのだが、金融サービスとしての連携のための手数料も含まれていると考えられる。CAFISという仕組みと全銀システムなどが主なものではないだろうか。
先日、NTT データ社がCAFISの手数料を引き下げる方向にあるという記事を読んだ。この手数料が下がれば、中小事業者が負担する決済手数料も下がる可能性がある。どのくらい下がるかは分からないが、キャッシュレス決済がさらに進んでくれば、この手数料引き下げ競争が始まり、全体的に今よりも更に下がるのではないかと期待できる。
ネットショップや通販事業の根幹をなす部分として、この決済サービスと物流サービスがあると考えている。コロナの影響で今後さらにこの二つのサービスは重要な位置づけを絞めることになるし、新たな仕組みづくりやサービス内容の変化も期待できる。
そうした変化にきちんと対応していけるかどうかがネットショップや通販事業をさらに発展させられるかどうかに影響してくるのではないだろうか。
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