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2020/05/13

資金の使い途を考えること。そして補助金は税金であること。

企業経営って実は、この「資金の使い途を考える」ということと、どのようにして売上を獲得するかということの2つに修練してしまうのではないかとあらためて思う。そして、その差が利益である。

売上を獲得するために資金を使うのは、良い投資になるだろう。が、うまく使わないと効率が悪くなる。その効率が悪くならないように、使う資金をできるだけ減らしたりすることは「うまく使う」という点で評価できる。一方、使う資金を減らすために「補助金を使う」というのは確かに使う資金を実質的には減らせるが、直接的には効率を上げることにはならない。

 

確かに、売上高÷投下資金という計算式から考えると、投下資金の一部を補助金で賄えば、分母が小さくなるから、数値は高くなる。が、それもきちんと使った上での話である。「無駄遣いしても補助金が入るからいいや」ということならもってのほかだろう。

補助金申請の申請書類を拝見することがあるのだが、「この申請書で採択されると思いますか?」というレベルのものが時々ある。指摘すると、時には烈火の如く怒り、「補助金というのは中小企業を助けるためのものだろう!」と怒鳴ったりするケースもあるらしい。おっしゃるとおりなのだが、税金を使う以上、適切な運用が求められるし、第三者から見ても「この企業、この事業への補助は世の中のためになる」ということにならないと困る。

これは賛否両論あると思うので、なんとも言えないところですが、とても努力して考えて申請書をしっかり書いた企業と、申請書の記載がいい加減で中身のないものである企業とでは、採択に差が出るのはやむを得ないでしょう。補助金は税金(または将来返済する必要がある国債)なのですから。

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