論語と算盤、あらためて読んだ
海外の、短期的利益を求める株主の風潮。
日本にも吹き荒れているような気がします。
ベンチャーキャピタルもキャピタルゲインを得るために、早めに上場させたいという意向があるでしょう。
もちろん、それは否定しません。
ひとつの考え方です。
一方、長期的視点で投資を考える、それも100年先を見ている人もいます。
おそらく渋沢栄一は、その代表的な人間ではないかと思います。
以前、オムロンの創業者「立石一真」の話が書かれた本を読んだことがありました。
彼もまさに100年先を見ているような気がしました。
さて、私は100年先を見ているだろうか。
変化の激しい現代では、100年先を見据えることはなかなか難しそうです。
しかし、科学者らはたとえば環境問題、エネルギー問題などを100年以上先を見据えて研究したり、地球規模でものを考えたりしています。
経営者としてそういうことができるのか?と考えたとき、できることとそうでないことがありそうです。
とはいえ、小さくてもできることはやってみたい気もします。
以前から、「金を残すは三流、名を残すは二流、人を残すが一流」などといいます。
人を残すことは100年先を見据えた大事な事業なんだろうと考えます。
さて、論語と算盤。あらためて読んでみました。
精神的な面での成長と、経済の成長は両輪であるという意識を持ち続けられるか。
そこが日本と海外の違いなんじゃないかと思えてきたりするのかもしれません。
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