想像力のある従業員とそうでない従業員の差
日経MJをよく読んでいるのだが、面白いコラムを見た。
皿洗いをしているのだが、「洗い場にいてもお客様の笑顔を感じる」というのだ。それが生きがいだと。年をとった従業員の話のようなのだが、皿洗いなのに、お客様の笑顔を感じるとはすごい人だと思った。
これは、明らかに想像力の問題だと感じる。単に皿洗いを作業としてやっている人間はそこに「顧客の笑顔」を感じることはない。
そういうことを想像すれば、やりがいを持って仕事ができるとその筆者は説いている。そのとおりだろう。ただ、最近の大人の中にはその「想像」ができない人がいたりするのが厄介である。
想像ができる人はやりがいを感じられるし、その先も見据えられるからモチベーションが高くなる。意識高い系ではなく、本来の意味で意識が高まるのだろうと思う。一方、想像ができない人は日々の失敗に目が行き、先を見据えられないので場当たり的に対応し、その繰り返しになるからモチベーションは上がらない。
想像力のある、なしで仕事の質は大きく変わると思うのは私だけではないはず。
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