少し前ですが、マキタスポーツさんの本を読みました
少し前の話なのですが、マキタスポーツさんの「ツッコミ」についての本を読みました。
日本全体がツッコミになっていて、どうも良くないような話が書いてありました。確かに、SNSなどで気軽に発信できる時代なので、ちょっと不祥事が起こったりすると、一般人がみんなで寄ってたかって叩くというのが増えてきました。
そこで、ボケ側に回ることも大切なのではないかという主張でした。なるほどなと思うところがありました。
そこで、自分もボケ側をやってみようと思い立ち、SNS上でツッコミ側ではなく、あえて逆側の立場でモノを言ってみたんです。
案の定、ツッコミが結構入りまして、そのツッコミが適確だったりもしました。適確なので、こちらもそれはそのとおりだと返したり、当方のボケの部分をさらに繰り返したりして返しました。
そのやり取りをしてみて感じたのは2つ。
1つは、ボケってとっても難しい。それは論理的な思考がしっかりないと隙間だらけのボケになってしまって、ツッコミどころ満載になってしまう。ボケというよりは、「とぼけ」になってしまう。
2つめは、突っ込んでくる人の中には何も考えていない人と、しっかりと考えてくる人がいるということ。前者は大したことないけど、後者はこちらも論理武装しないとやり取りできない。
ただ、最後に思ったのは、ボケとの距離感をきちんと認識している人は良いツッコミをし、そうでない人はきっとひどい突っ込みをするんだろうということ。
もっと違った言い方をすると、良いツッコミは「自身の主張をしながら、相手にも配慮しており、お互いの意見を尊重しあっている」感じがします。一方、悪いツッコミは「自身の主張だけが正しく、相手の意見はダメ。正しいのは自分であり、お前は間違っている」という立場。ダイバーシティじゃない。
マキタスポーツさんはそういう事が言いたいのかなぁと感じた次第。違うかもしれないけど。
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