AI(人工知能)に対抗するには、EI(感情的知性)のアップが必要か
ロボットやAIに代替される仕事としては、はじめの段階では単純労働、次の段階では単純な事務などだろうと思います。しかし、すぐに高度なホワイトカラーの仕事も取って代わられるのではないかと不安になります。
AIのほうが膨大な情報を処理でき、また人間の経験以上の情報を獲得できる可能性がありますからね。
でも、今の段階では「人間の機微」にはまだ触れられないだろうと思います。
いまのところ、機械学習では「感情」を理解するところまでは行っていないでしょう。以前、テレビで感情を理解するAIというのを見ましたが、それはあくまでも、
人の声の大きさや表情から感情を判断する
というものにとどまっていました。つまり、どんな感情を持っているのかを判断するだけで、なぜその感情になっているのかとか、その感情を理解して対応するといったところまではまだ行っていないようでした。
以前、ハーバード・ビジネス・レビューのコラムに、EI(Emotional Intelligence)についての記述がありました。いわゆるヒューマンスキルというやつです。共感したり、動機づけするといった部分はまだまだAIにはできないということです。
私の仕事であるコンサルタントという仕事は、そのコラムでは「AIに代替される」仕事でした。情報を集め、分析し、判断し、実行するという流れの多くはAIに代替されるだろうと。だけど、EIをスキルとして持つなら、差別化できるだろうということでした。
確かに、今の仕事でもいわゆるスキル面だけで選べば、私を選択する必要がないケースもあるのではないかと思ったりします。私に十分なEIが備わっているかというと怪しいものですが、多少はそういうところが影響しているのかもしれません。EIのスキルアップも考えようと思います。
« 【日帰りさんぽ】武蔵増戸から武蔵五日市 | トップページ | コインハイブが無罪。刑事罰ではそうなのかも知れないが、民事はどうなんだろう。 »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 職場で感じる孤独はつらそう(2025.02.01)
- ちょっと近場で旅行してきた(2024.10.07)
- ラクロスボックス日本代表(2024.11.02)
- ある物流業者さんとのいざこざ(2024.09.14)
« 【日帰りさんぽ】武蔵増戸から武蔵五日市 | トップページ | コインハイブが無罪。刑事罰ではそうなのかも知れないが、民事はどうなんだろう。 »
コメント