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2018/10/15

集団訴訟を取りまとめるサイトを拝見した

集団訴訟は日本にはなかなか根付いていない気がする。事件性-つまり、出資法違反とか、詐欺事件-があるものは、メディアも大きく報道するから、弁護士さんもつきやすいだろうと思う。が、その辺が微妙なものはこれまで泣き寝入りだったんだろうと思う。

その意味では、この集団訴訟を取りまとめるサイトというのは、画期的ではある。

この記事を書いている時点で、6ページにも渡る案件がアップされていた。500名を超える人がその訴訟に参加したいと考えているものから、まだ1名しか参加していないものまで、いろいろあった。

たとえば、100名とかを超えると、実際、騙されたりした人が多いんだろうなと想像できる。額も合計金額が半端ない感じでもある。

しかし一方で、集団訴訟になりそうもないかなと思う、「個人対個人」のようなものもあるのかなと思ったりしました。ただ、ここに会社名がさらされると、それだけでその会社は「何か不当なことをしている会社なのかな」と誤解されたりするのではないかと心配にもなります。

登録者は1万人以上いるらしく、それだけ集団訴訟のネタがあるのかなと、恐ろしくもなります。弁護士費用が出ないような小さな案件でもこうしたサイトで権利を主張できるようになることはいいことだと思いますが、これをまた悪用するようなやからが出てこないかも心配です。

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