視点を変えること。それだけで、解決策は違うところからでてくるかも。
全ての問題には解決策がある、なんてことは申し上げるつもりもないが、これは解決策がないなぁと思っているものでも、実際には視点を変えることで解決策が出てくるケースもあるから不思議である。
これには、人間の思い込みのようなものが関わっている気がする。
私はその辺の専門家ではないけど、そういうケースってあるなと思う。
ある会社の社長が「人が足りない」と言っていた。実際、マクロでは人が不足していることは間違いないだろうが、その会社にとって本当に人が足りないのかはわからなかった。
話を聞いてみると、ある特定の技術を持った人を雇うべく、募集をかけており、この技術が一般的ではないので、当然人がいない。では、その技術は習得が難しいのかというと、まあ、週に1回ずつ2ヶ月勉強すれば何とでもなるらしい。
人を雇う上でほかに必要なことは何か聞くと、純粋に時間があるかどうかと人とのコミュニケーションが取れるかどうかだった。
じゃあ、その技術がまったくなくても、戦力として2ヶ月で育つなら、一般から募集した方が良いんじゃないかと助言した。正直、簡単な話である。が、思い込みが関わっているとこの視点が出てこない。第三者から指摘されてはじめてそうかもなと思うものもあるわけである。
これは解決策がないなあと思ったとしても、もう一度、視点を変えられないか考えてみると新しい解決策が出てくるかもしれない。
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