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2017/09/24

効率化の反対側にあるものは無駄なのだろうか?

私たちはインターネットやパソコン、スマートフォンなどの電子機器、車や電車、電動自転車等の乗り物、家事サービスなどのサービスなどでたくさんの時間を節約していると思う。いわゆる効率化を進めている。

効率化が進んでいくと何が起こるかというと、「時間が生まれる」。

私たちはパソコンやスマートフォンで時間を買っているともいえる。そうした機器を使うことで、昔見ていた地図などを見るよりはずっと早く目的地までのルートを調べられるし、実際に行く際にも迷ったりしにくくなった。結果、短い時間で達成できるようになった。

いろいろなことが効率化されて、達成に時間がかからなくなると、「時間は余る」はずなんだが、余ってない。まあ、新しいことをその時間の中に突っ込んでしまったりするわけだから、当然と言えばそうである。

一方で、私たちは喫茶店などで無駄話をしたり、居酒屋で愚痴ったりもしている。「無駄な時間」を過ごしているようにも思う。もちろん、そうしたコミュニケーションが世の中を回し、良くしている面もあるから100%無駄とも言いにくいわけだが、先の時間を買うようなことをして作り出した時間を無駄に過ごしているようにも思える。

違う面から見ると、作りだした時間を、またお金を使って買っているともいえる。喫茶店や居酒屋で時間を過ごせば、その分はお金が消える。

何を言いたいかというと、効率化を進めるような方向でもお金は使われるし、一方でできた時間の方を使うのでもお金が使われるということである。効率化の反対にあるのは、別のビジネスチャンスで単なる無駄ではないように思う。

時間を使うビジネス。余暇を楽しむビジネスに近いような気もするが、そういった時間を過ごすビジネスはまだ開拓の余地があるような気もしている。見つけるのは難しそうだけど。

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