私が次の墓守です。
先日、クローズアップ現代+で「墓のトラブル」という番組がやっていた。
ほんの最初の5分を見ただけなのだが、そこで出てきた「墓守がいない」という現実を見て、なんだかいたたまれない気がした。
その5分くらいに出てきた役所の課長さんが涙ながらにお墓に入れなかった人を市の無縁墓地に入れてしまうことについて「本当にこれでよかったのか」と話すシーンを見て、「少なくともそういう気持ちがあるあなたに処置してもらえれば、私なら本望だ」と思った。
とはいえ、墓守がいないというのは何とも悲しい。
墓守がいないというのは、要は
・子どもがいないか
・子どもが墓守を嫌がっているか
・子どもには墓守はもうさせたくないと親が思っているか
といった理由があるだろう。が、どれも悲しい。
確かに、うちも檀家になっている墓は電車で1時間半くらいかかるから、少し遠いなとは思う。人によっては、飛行機で行かねばならない墓なんかもあったりするのではないかと思うと、確かに墓守も大変だろう。
だが、今のところ、私のところは私がなんとかやっていこうかと思っている。
今から娘や息子にもその心づもりをさせておきたいと思うが、まだ10代ではそういう気持ちも起こらないか。
実は、先日、お墓にお塔婆を上げてきた。行くまではちょっと面倒だなと思っていたものの、自分が墓守をしなければならないと思ったら、きちんと足が向いた。行ってみれば、なんてことはない。お墓にお花を添え、墓を少しだけきれいにし、線香をあげて、じいさんとばあさんを思う。大した手間じゃないし、心を落ち着ける一瞬だったりもする。夜だったら怖いけど(笑)
体が続く限りは、私が墓守をしようと思った瞬間を感じた。
« 東京都中小企業診断士協会の城南支部大会に行ってきた | トップページ | 副業って、そんなに簡単なものじゃないと思う。 »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 職場で感じる孤独はつらそう(2025.02.01)
- ちょっと近場で旅行してきた(2024.10.07)
- ラクロスボックス日本代表(2024.11.02)
- ある物流業者さんとのいざこざ(2024.09.14)
« 東京都中小企業診断士協会の城南支部大会に行ってきた | トップページ | 副業って、そんなに簡単なものじゃないと思う。 »
コメント