バリューブックスの取り組み、三方良しになるか
長野にあるバリューブックスという古本買取企業--買い取ったものをネットで販売--が中小出版社と提携したというニュースを拝見した。
古本が売れた際に、その提携した中小出版社の本だったとき、価格の33%をその出版社に支払うと言うもののようである。
これは聞いたことがない。
古本屋さんは本が流通しなければ、儲けがなくなる。
出版社は収入がないと本を作れない。
著者も本を書けない。
--絶版になると、印税は入ってこなくなる--
しかし、この仕組みがあると、絶版になってもなお、もしかしたら印税が入るかもしれない。
出版社も少し潤うかもしれない。
消費者からすれば、良い本は残り、また読める。
良い本が永く読まれ続ける可能性がある。
古本屋の中には、買いとった本が一定期間売れないと古紙としてリサイクルしてしまうケースもあると聞く。
もちろん、まったく読まれなくなるような本もあるだろうから、やむをえないとは思うが、今回のこのバリューブックスのやり方、三方良しになるかもしれない。
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