経営計画を作り、PDCAを回している企業は黒字の率が高い
計画を作ってPDCAを回している企業は黒字の率が高いという調査結果を見ました。
東京商工会議所の新聞で見た記事です。
黒字企業の41%が、経営計画を作り、PDCAを回しているそうです。でも、33%の企業は経営計画を作らなくても黒字。
トントンの企業の20%が経営計画を作り、PDCAを回している。53%は作っていない。
赤字企業の14%がPDCAを回している。58%は作っていない。
というデータでした。つまり、経営計画を作りPDCAを回している企業は黒字の割合が高いということのようです。
実際、PDCAを回すためには計画が必要だし、それをすれば経営が改善されて黒字になる確率は上がるように思います。計画に固執してはダメだとは思いますけどね。
一方で、中小企業の黒字、赤字って正直、ちょっと怪しいと思うところもあります。
いわゆる節税をしているケースもあるので、黒字か、赤字かだけではその会社の経営の良し悪しがわからないこともあるからです。
なので、個人的には調査として、PDCAを回している企業は景況が改善しているというようなものをやってほしいところです。
« 清酒の輸出量は7年連続過去最高を更新しているそうです。それだけでいいのか。 | トップページ | 月刊スピリッツに文房具関係の連載が始まった「きまじめ姫と文房具王子」 »
「中小企業経営」カテゴリの記事
- 他者を褒めながら、自分をアピールする(2025.01.18)
- 中小企業省力化投資補助事業(2024.12.13)
- 東京商工会議所の「東商版 すぐできる! 株価試算」サービス(2024.11.09)
- 賃上げはしても、価格は変えられない(2024.10.19)
« 清酒の輸出量は7年連続過去最高を更新しているそうです。それだけでいいのか。 | トップページ | 月刊スピリッツに文房具関係の連載が始まった「きまじめ姫と文房具王子」 »
コメント