コンサルティングサービスというのは、実はこちらが評価されている
ヒアリングという作業は、ヒアリングしている方がされている方をよく観察していると思いがちだが、実は逆も言える。
ヒアリングを受けている方もヒアリングしている方をよく見ており、自分の言っていることが伝わっているかどうか、相手はきちんとヒアリングしようとしているかと、評価しているものである。
コンサルティングサービスでも同じことがいえる。
コンサルティングをしているつもりでも、相手がこちらを見定めているケースは多い。
私はそれを常に意識するように心がけているつもりだが、そううまくいかないこともある。
テレビに出ている評論家も実は評論しているようで、テレビを見ている人からすると、その評論家を評価していたりする。
私自身、テレビに出てくるコメンテータという人たち--要は評論家--を評価している。
この人の話は論理的だが、この人は感情的。
この人の考え方は受け入れがたいが、こちらの人は同意できる。
この評論は正しいことを言っているようだが、表現方法が間違っている。
などといった具合だ。
つまり、評価側がどう評価するかは評価される側や第三者にも見られており、気をつけねばならないのである。
評価側が単に上から目線でギャーギャーいうのは、実は意外と価値が低いように思う。
評価側が第三者を含めて評価を自身も受けているという意識を持っていれば、その評価はおそらく論理的で、かつ表現方法に気を遣っているだろう。
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