無駄な質問だ、という一言が放つ、強さ
先般のオリンピック体操で銀メダルを取った「ベルニャエフ」の発言。
驚いたと同時に、「こいつは矜持を持った奴だ」と思いました。
この一言が放つ「強さ」を沢山の日本人が感じたのではないでしょうか。
放たれた質問を「失礼だ!」と一喝することもできます。
おそらく、内村の対応は一般的な日本人の冷静な対応として評価されるものです。
が、それ以上にこの「無駄な質問だ」という一言は、冷静でかつ、強さを持ったことばでした。
ただ、これは内村が言うのではなく、ベルニャエフがいうことによって価値があることばであることも確か。
彼らが戦う中で培ってきた友情がなせる業であることを想像します。
さて、私たちはこんな風に言ってくれる友人や信頼できるパートナーを持っているか。
私にはいると信じたい(というか、あの人ならと言う方が沢山いらっしゃるので本当にうれしいと思う。って、私の思い込みかもしれませんけど笑
なお、銅メダルのウィットロックも、内村を称えていたのを忘れてはいけない。
こういった「心技体」が整った人たちがスポーツをよい方向に持っていくということに期待したい。
ただ勝てばよいという風潮は、ドーピングなどのおかしな方向へ行ってしまうと思うから。
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