キーボードPCレビュー。買ってみた。評価してみた。
せっかく人柱になるように、キーボードPCを買ったので、使ってみた感じなどをレビューしてみます。
はじめになぜ、私がこれを買ったかという目的を書いておきましょう。それは、「軽いパソコンを持ち歩きたいから」です。世にあるノートパソコンは、バッテリーが重くて1.2キロとかあるものが多い。NECさんが出しているモバイルが800グラムを切ったという話を聞き、おお!と思ったものの、まだまだ重い。
私が望んでいるのは、「外出先でプレゼンテーションをするためだけに使うパソコン」です。だから、重いバッテリーはいらない。電源がさせる場所ですからね。という希望があるので、このパソコンを買ったのでした。
さて、昔懐かしい、MSXやPC-6001、FM-7などを思い出させるパソコンが出た。2月13日発売だそうだが、まったく、すぐ買ってしまいました。最大の理由は、上記の目的を達成してくれそうな「軽さ」です。なんと、288グラムとのこと。(でも、妻のキッチンスケールで計ったら、304グラムでした笑)
送られてきたパッケージは、この写真の通り。思いっきり、KeyboardPCと書いてあります。箱の写真は英語キーボードですが、箱に「中には日本語キーボードが入っているから安心してね」と書いてあります。よかったよかった。
- RAM 2GB
- ストレージ 32GB
- Wi-Fi 802.11 b/g/n
- Bluetooth 4.0
- OS Windows10
- キーボード 日本語
の表示です。左端にはバーコード、右端には製品保証書とバーコードが見えます。
また箱の裏面の写真は、本体の背が映し出されていて、電源ボタン、ヘッドホンジャックやRGB15ピン、LANの穴、USBの口が二つ、HDMI、電源の差込口、マイクロSDカードの入り口が見えます。
セロテープのようなものをはがして、箱を開けてみると、クイックスタートガイドと本体、そして電源アダプタが入っています。
電源アダプタは、Input:100-240V 50/60Hz、Output:5.0V 2.0Aと書いてあります。この電源アダプタの代わりになるような、充電池があるとモバイル化できるかもしれないですね。よくある、3.7Vのモバイルバッテリーとかで動くと面白いんですがね。
当面は、外に持ち歩く時には、ちゃんと電源コードを持っていきましょう。
続いて、キーボードの全面を見てみます。大きさを比べるために、マジックインキを置いてみましたが、ちょっと白く飛んでますね笑。まあ、なんとなくわかるでしょうか。
特徴的なのは、スペースキーの右にトラックパッドのような四角いエリアがあることですね。まさに、ここでマウスを操作します。タップすると左クリックになりますが、右クリックはできない。。。どうしたらいいんだぁ!と困った挙句、よくよくキーボードを見てみた。
すると、スペースキーの左のカナキーとAltキーになんだかマウスのような表示があります。どうもFnキーとAltキーを押すと左クリック、Fnキーとカナキーを押すと右クリックになるようです。実際そうでした。
また、トラックパッド的なものがあるために、かなでいう「ね」「る」「め」はキーの大きさが半分くらいの高さになっていて、「ろ」はEnterの下に大きく配置されています。個人的には、ここは「ろ」を半分の大きさにして、残りをShiftキーにしてほしかったな。
【2016/2/17 追記】キーボードの横幅についてご質問があったので、追記です。
キーボードの横幅は、実測でなんと!288ミリ。笑いました。奥行きは125ミリ。厚さは一番熱いところで28ミリです。ものさしをあてて測った数値ですので、誤差があることをご理解ください。(追記ここまで)
写真の左から、電源ボタン、ヘッドフォンジャック、RGBの15ピン、LANの穴、USBが2つ、HDMIと見えます。いい感じです。キーボードとマウスは本体にくっついているので、USBは何に使いましょうか。プリンタを接続するつもりもないし、USBメモリでも接続しますか。
とりあえず、HDMIでうちのPanasonicのプラズマテレビにつないで、電源を入れてみましょう。
こんな感じです。黒い細いケーブルが電源コードで、白い太めのケーブルがHDMIのケーブルです。
ケーブルを二本挿して、テレビの入力切替でHDMIを指定し、電源を入れたら、すぐにWindows10の初期設定画面が出てきましたよ。いい調子です。
と思っていたら、途中の無線LANの設定でトラブル。無線LANのパスコードを入力してもうまくつながらない。。。とほほ。仕方ないのでその設定はスキップして後でやることにしました。
さて、作業が進んでいくと、こんな画面が出てきますね。Windows10を初期設定したことがある方なら、見たことがあるはずです。
なんだかんだでとりあえず、初期設定を終えて-途中パスワードとかを設定しますね-ひと段落。私の目的はここからです。このキーボードPCをプレゼンテーションマシンにしなければいけません。
すぐに思いついたのは、「パワーポイントビューワー」をインストールすること。マイクロソフト社のホームページからダウンロードするために、あらためて無線LANを設定。なかなかうまくいかないので、親機を再起動したところ、つながりました。
で、パワーポイントビューワーをダウンロードして、お目当てのパワーポイントファイルを読み込ませようとすると「このファイルを開くとき、いつもパワーポイントビューワーを使う?それともパワーポイントモバイルを使う?」とWindows10君が訊いてきました。
「え?パワーポイントモバイルって何?」とわからなかったのでビューワーを指定。で、読み込ませてみると、なんとなんと、、、スライドショーが始まらない笑。やむを得ず、あらためてパワーポイントモバイルを指定して立ち上げるとなんとか見えた。
パワーポイントが使えるようになったことで、一気に進みました。なぜなら、このパソコンを買った目的が、外でセミナーをする時に持っていきたいからというものだからです。
さあ、デビュー戦をしてきました。ある企業の社内研修のお仕事をするときに、持って行ってプレゼンテーションをやってみました。うーん、何の問題もなく動いてしまいました。ただし、誰もこのパソコンのこと、触ってくれない笑 すっかりスルーされて、いつもの通り研修をやって帰ってきたと爆
こういうことに使う限りは全然違和感がありませんでした。また、何か気づいたら追記しますが、今のところはここまでで。(2016年2月16日)
実は、結局、半年もしないうちに電源が入らなくなり、修理に出すのも面倒でそのままになってます。お勧めしません。
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