コンビニイートイン-小売業のサービス業化?
ミニストップに端を発しているように思いますが、最近、コンビニのイートインが充実してきているような気がします。私も15分とか短時間なら、コンビニにイートインがあったらそれを選択するように思います。15分のために、ゆったりとした喫茶店などに入るのは心理的に提供があるためです。
コンビニのイートインは席数が少ないものの、回転が速いでしょうから、特に気になるようなこともないでしょう。また、コンビニが基本ですから、席が空いていなくても文句はあまり言われないでしょう。一方でコンビニ側にリスクもありそうです。
まず、「たむろ」される可能性です。長時間居座るような学生や若者がいたとき、どういう対処をしたら良いか。あらかじめ、時間制限を設けているようなところもあるようですが、無視する輩も出てくる可能性はあります。
つづいて、そのエリアを作ることによる、売場縮小です。結果として売上が減少しては意味がありませんからね。
最後に、清掃面です。イートインだとどうしても清掃が重要になるでしょう。ましてや店内ですから、コンビニのイメージを壊さないためにはきれいにしておく必要があります。負荷が増えるでしょうね。
このあたりをクリアできれば、おそらくコンビニは短時間の暇つぶしにはもってこいですから、集客が期待できますし、客単価も上がる可能性があるでしょう。
イートインによってサービス業化しているというよりは、集客のひとつの手段と考えた方が良いのかもしれません。
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