商標、少しくらい気にした方がいい
インターネットなどがない過去だと、全国的に有名なブランドになるというのは本当に難しかったと思う。ある地方でとても有名な商品でも、他の地方ではまったく知られていないというのはよくあった話だと思う。テレビがあったとしても、そうなのだから今とは比べられないくらいだと思う。
しかし、今は違う。
インターネットで誰でも簡単に情報を発信できるようになった。だから、東京の企業が使っている商品名を九州の会社が使っていることを知る可能性も十分にある。いままではそんなこと知らないから、訴えることもなかっただろう。
しかし、今は違う。
インターネットによって-もちろん、商品に拠るが-、全国どこからでもいろいろなものが買えるようになった。こうなると、地理的に離れていても「商標」を侵害されたり、侵害したりすることが多くなる。気づくことも出てくる。
知らないでは済まされない。
実際には、訴訟費用と訴訟によって得られる賠償額のバランスが悪いことが多いことから、訴訟に発展することは少ないかもしれない。が、ブランドが傷つく可能性は十分にある。
気をつけなければならない。
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