人が辞めてしまう理由は何か
最近、景気が良くなってきたので、人が欲しいという会社が結構あります。しかし、よくよく聞くと、実は人が辞めているケースもたくさんあります。つまり、辞めた分を補充したいというものです。
学生バイトだったりすると、辞める理由が「卒業」だったりするわけですが、そうでない場合、どんな理由があるのでしょうか。
なぜ、そんな理由を考えなければいけないのかというと、「辞めないようにする」ためです。人材募集には手間と時間、そしてお金がかかりますよね。もし、使うお金があるなら、それを人材維持、育成のために使った方がずっと会社のためになりませんかね。
なぜ、その人は辞めてしまうのでしょうか。そこを深掘りすると、実は改善の必要性がわかるかもしれませんよ。単なる人間関係といっても、いろいろあるでしょうし、もしかしたら人間関係が悪くなった原因が他にあるかもしれません。
人が辞める時、前向きに辞めるケースとそうでないケース。圧倒的にそうでないケースが多そうな気がします。ならば、その後ろ向きな理由をきちんと聞いて、きちんとそれを直し、次に同じ理由で辞められないようにしないといけないですよね。
環境を変えましょう!
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「中小企業経営」カテゴリの記事
- やはりきた、代位弁済の波(2023.05.04)
ある焼き豚屋さんが うちに手伝いに来た時、相手は年上でしたが威張らず丁寧な言葉をキープして「教えて頂いてる。」姿勢でしたし、私は「手伝って頂いてる。」意識で感謝でお互い繋がった感じでした。
焼き豚屋さんの「魚を覚えたい。」ってピンポイントでニーズにも応えられていたのもあったと思います。
これから従業員を増やし店舗を大きくしていきますが、結局どこの職場も料理店も今まで出来なかった家族のような個人対個人の付き合いを目指します。
この前ビールを倒して厨房から出て来れなくなった後輩に、「お前が出来ない時は俺が全部やるから大丈夫だ。俺がいるのに何怖がってるんだ?」って言ったら気を取り戻して頑張り始めました。
要は従業員と個人の信頼関係の積み重ねだと思います。
辞めさせない、諦めさせないことは、上でも下の立場でない誰もやらなくても私はこれをやっていきます。
投稿: 吉野雄樹 | 2015/03/26 13:36
吉野様、コメントありがとうございます。
おっしゃること、理解できます。
大きな企業でも、小さな企業でも、言葉は悪いですが「使用する」立場の人と、「働く」立場の人の間に、信頼関係がなければ、物事は動きませんからね。
「立場」と「地位」のようなものが、人間を変えてしまい、信頼を構築する土壌を崩してしまっているのかもしれませんね。
私もそういう点では今後とも気をつけていきたいです。
投稿: あたぼう 佐川博樹 | 2015/03/26 14:18