【休憩】あなたのこと、追いかけていないです
今日は、いろいろあって、少し帰りが遅くなってしまった。充実した一日だったとは言えるので、少し遅くなったことを良しとしていたのだが、帰り道に変なことが起きた。
最寄り駅からの徒歩は約12分から13分かかるのだが、途中に大きな下り坂がある。その坂にさしかかったあたりで、前を歩く中年の男性が見えた。こういってはなんだが、疲れた足取りで、よれよれのトレンチコート。右肩には、ちょっとだらっとしたカバンをぶら下げ、とぼとぼと歩いていた。
坂の途中で左に曲がる角があるのだが、私もそこを曲がって行く。前を歩いていたその男性も私より先にその角を曲がって行った。当然だが、私も同じ道を行くので少し遅れて曲がって行った。
曲がった先の道は、大体、200mくらいで突き当たり、今度は右に折れる。その200mは裏道であまり人通りがない。結果、その200mはその男性の後ろを私は10mくらい離れて歩くことになった。その道はその男性と二人きりだ。
突き当たる角から10mくらい手前で、その男性は振り返って私を見た。3秒くらい見た後、また思い出したように歩き始める。突き当たりを右に折れると、すぐまた左に折れる。私も同じ道を歩く。
男性の足取りが急に速くなる。そして、また、50mくらい歩いたところで、その男性が振り返る。
「あのね、私はあなたを追いかけているわけではないんですよ」と言いたくなる。たまたま、同じ道を行っているだけなのだ。
さらに、50mくらい歩いたところで道は十字路にさしかかる。男性はまっすぐ行った。私はそこを左に折れる。折れたところで、またその男性は振り返って私を見た。「襲いませんよ」
なんだか、犯罪者扱いされたような気分だった。良い一日だったのになぁ。
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