ウィルコムの戦略は正しいか?
ウィルコムがソフトバンクグループになってからもうずいぶん経つ。テレビCMなどでどんどんと新しい料金体系などを出して攻勢をかけているが、これでやっていけるのかとちょっと疑問に思っていた。
が、
他のこともやっているようだ。要は、「消費者を直接相手にしない」モデルだ。
「M2M」
新聞の情報を見たところ、東京ガスがガスメーターに通信端末を付けてメーターからデータを通信回線経由で送れるようにしているようだ。電池が10年持つそうで、非常に消費電力が少ない。
他にもエレベータ制御やカーナビなでいろいろなものに進出しているらしい。70万件近くの契約数があるようだ。
こうして考えると、PHSはいわゆるセンサーネットワークの一翼を担うことができそうだ。なぜなら、
・無線であること
・消費電力が少ないこと
・安いこと
・小さくできること
・そんなに高速でなくても良いこと
といえるからだ。ケータイほどの速度がいらないケースがほとんどだろうと思われるから、消費電力、コスト、大きさがすごく有利に見えてくる。この戦略はPHSならではなのではないか。
ここでうまくいけば、海外への展開なども見えてくるかもしれない。ケータイが普及している海外でも近い将来、こうしたセンサーネットワークの必要性は十分にあるからだ。ただし、「有線」が十分に普及していて、その有線のコストが十分に低い場合には、競争力が無い可能性があることには気をつけたい。
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