読書を勧める理由、キャノン電子の酒巻社長の場合
日経産業新聞でしばらくキャノン電子の酒巻社長のコラムが続いている。体験的リーダー論という題名だ。
すでに1から2度ほど、このブログでも取り上げさせてもらっているが、読書について、まさにその通りという感じがあったので、また取り上げさせて欲しい。
読書を勧める理由だが、「教養の獲得」、「論理性の獲得」、「自説の確認」の3つを挙げられている。
私も含め、確かに最近の人には「教養」を感じることが少ない気がする。「このコンサルタントはいろんなことを知っているなぁ」と思うことが少ないような気がする。
論理性についても同様だ。本を書く立場になている私も含め、なかなか論理性というのは得難い。
と、この2つまでは普通のことのように感じたが、3つめの自説の確認というのがいい。
自分の考えが正しいかどうかを本を読んで確認してみるというのだ。関連本をいくつか読めば、確かに方向性がわかる気がする。徹底的に情報を集める姿勢がそこにあると思う。
優れたリーダーはこんな感じで自説を曲げないということではなく、客観的な事実や意見から自説を考え直す柔軟性があるものなのだろう。
もっと本を読まなければいけないようだ。
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