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2012/02/19

金融機関に対する金融庁の姿勢のひとつ

いろいろなところで、金融庁の金融機関に対する要求事項を聞いたり、読んだりするようになった。私が少しずつ成長しているからなのだろうか?

それはさておき、その中でひとつ気になるものがあるので、考えてみた。

それは、

「コンサルティング機能の一層の発揮」

という要求だ。大銀行は、大きな総合研究所のようなものを展開して、コンサルティング機能を発揮しているだろう。

でも、地域の金融機関はどうだろうか?地元の中小企業のためにコンサルティング機能を十分に発揮できているだろうか?少なくともとても狭い私の周りでは、金融機能の発揮はしているものの、それ以外はあまり聞かない。

私のところにきている金融機関の担当はそう言った感じは全く見られない。ま、私のところはそういう業種でないと言われれば、それまでだが。

何を言いたいかというと、金融庁は地域の金融機関に少々難しいことを求めているのではないかと思ったりするのだ。地域の金融機関にそれほどの力があるのかどうか、現状を踏まえたのかと少し不安になるのである。

私の勝手な想像で検証したわけではない。だから、たわごとかもしれない。

一方で、ある金融機関では、中小企業診断士と連携すると聞く。自行がメインバンクとなっている企業への、まさにコンサルティング機能を発揮するためのひとつの手段としているのだと予想される。

金融庁の要求に応える形になっているのは、とてもいいし、金融機関としても顧客満足を高める手段として良いだろう。国や公共団体が中小企業診断士を活用している例もたくさんあるが、まだ足りないように思うから、そういう機会があるのは中小企業にとって選択肢が増えて、良いとも思う。

コンサルティング機能を十分に発揮できないと考えている金融機関は、もっと私たちを使って欲しいと思う。って、自分への利益誘導かというご批判、甘んじてお受けします。

でも、それが中小企業のためになるなら、嬉しいことです。


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