CSRと社会貢献は違うもの
CSRというのは、日本語だと「企業の社会的責任」という言葉になる。つまり、社会貢献とは違うものなのである。私はCSRの専門家ではないが、企業の社会貢献というのは、このCSRという概念に含まれるもので、同一のものではないということになりそうだ。
本業の中に社会の課題や環境への配慮が組み込まれていれば、それはCSRそのものということになる。私も含めて、社会貢献というのは本業とは関係なくても良いという感じを持っているが、違っているわけである。
先日、ある飲料メーカーを訪問した際、打合せコーナーの机の上に木材のブロックが置いてあり、「植林をしています」というようなことが書いてあった。あれはまさに社会貢献活動で、CSRではないのだろう。その飲料メーカーでは木を原料にした飲料は作っていないから。
CSRはなかなか難しい。
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