元気に過ごし、それを還元する
被災しなかった僕らができることは限られているかもしれないが、一番は被災地のことを考えながら、普段の生活をすることなのかもしれない。もちろん、そこには計画停電など、普段とは違う何かが漂っていることは間違いないが、それでもなお、節電などをしながら普段に近い生活をした方が良いように思う。
こういう時にはいろいろなことを強制したくなることもあるが、それは人それぞれの判断に委ねなければならない。みんな、それぞれにベストを尽くすはずだから。もちろん、普段からやるべきでないことをこの情勢下ですることは断じて許されない。
例えば、募金活動をしていた高校生を殴った挙句、集めた募金を奪って逃げるなど、とんでもない話だ。足りなくなっている電池を法外な値段でネットで売ったり、根も葉もないデマをチェーンメールにしたり、一生懸命やっている人をおとしめるようなことを言ったり、悲しみにくれる人の気持ちを踏みにじったり、入荷が遅れている牛乳などの価格を不当に釣り上げたり、、、
挙げたらキリがないほど、嫌なものをネットで見た。
一方で、自衛隊や消防、警察などの力強い言葉や態度、行動などをしっかり伝えてくれる記者やメディアもあったし、ラジオの放送でたくさんの良い人たちの言葉や気持ちにも触れることが出来た。アンパンマンの歌で被災地の子供達が元気になり、その顔を見た大人たちも元気を取り戻したり、片品村がバスをチャーターしてまで被災者を迎えに行ってくれたり、親がトイレットペーパーを買い占めて来たから返しに来たという高校生がいたり、節電や買い占めを戒めるなどの啓蒙をいろいろなアイデアでやってくれたり、、、
こちらも枚挙にいとまがない。人間というのは、そういう共感できる心を持った部分がほとんどで先のおかしな部分というのは少しなんだと信じたい。そういう希望を持ちたい。
また、明日から僕はできるだけ普通の生活をし、そして、いろいろないい話に出会い、自分自身もできれば、もっと義援金などに協力していければと思う。
できることはあまりないかもしれないけど、被災地の方々、被災者を救おうとしている方々を応援し、また今も原発と戦っている人たちを応援したい。
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