中小企業の情報化事例を聞いて来た
栃木県を拠点とする中古車販売業の東京オートさんの社長から当社の情報化について、お話をうかがった。第一世代、第二世代、第三世代とシステムの変遷をうかがい、非常に苦労されたご様子を垣間見た。
システムをこれから開発しよう、導入しようという会社には大変役立つ内容になっていたと思う。中小企業がシステムを導入する際につまづきやすい点がたくさん詰まっていた。
だいたい、成功例ばかりを聞いても、それをするには条件が必要だということが見えにくいため、なかなか応用出来ない。一方で失敗例というのは比喩として受け入れやすいというところがある。その意味で今回のお話はとてもよかったと思う。
それらの失敗の中にはシステム導入経験が豊富なコンサルから見たら、それは避けて通れたなとか、もう少し軽減できたのに、というものなどがあった。勉強代にしては高かっただろうと思われるものも含まれていた。
ただ、そういうことを経験したからこそ、今の当社があると思えば、それはそれで価値のあることだったのだろう。
あとに続く人たちが参考にして、同じ失敗をしないようにして欲しいものだ。
しかし、東京オートの社長は勉強家だ。
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